価値観の棚卸しのあとにたどり着いた選択 ー フリーランスに

仕事の価値観

以前、価値観棚卸しのブログを書いてから、はや1年弱。色々考えて行動して、私は19年間の会社員人生を一区切りとして独立した。

すごく忙しくなったけど、明らかに幸せ度が上がった。不思議だけれど、この感覚は本当。自分で過去にまとめた価値観を見直して、それが叶えられているからだと思った。ブログを更新し続けるのは労力いるけれど、こういう時に見直せるから意義を感じる。今の感覚も未来の自分のために、忘れないように書いておこうと思う。

会社員でなくなるのは安定を手放すということ。

具体的には、働けなくなった時の休業補償が出ない、厚生年金がなくなる、健康保険料が上がる(収入によって異なるが)、退職金もなくなる、細かなところでは人間ドックの費用の補助もなくなる。

でも、今改めて価値観シートを見直すと、どこにも「安定」という言葉は入っていない。頭で考えると安定はMustだと思うのだが、価値観の棚卸しをしたシートを見ると、どこにも入っていない。

逆に入っていたのは、「自由」「成果」「成長」など。

もちろん、現実的には補償がなくなる分、実際の金額を何度も計算して、自分はひと月いくらの報酬が必要なのか、よくよく考えた。また、それを可能にする自分が出せる価値(=価格設定)は何なのかもめちゃくちゃ考えた。

その結果、自ずとマトが絞られてきて、今のお仕事をもらって約半年、会社員の頃と比べて圧倒的に幸せ度が上がり、必要な報酬もいただけるようになった。これから10年、20年、同じように思えるかまだわからないけれど、少なくとも、自分の価値観と出せる価値を考える作業は、今の私にはプラスしか与えていないと思う。

自分の価値観が具体化すれば、それに沿ったことをやっているとストレスがない、というか、より積極的に言うとゾーンに入るような感覚で仕事ができるようになった。その結果、楽しいため生活も気分もとても安定した。そうすると、出せる価値もどんどん洗練されたものになり、認めてもらいやすくなる。そうなると、当然うれしい。出せる価値が上がれば報酬も上がりやすくなる、とグッドサイクルが回るのではないかと思う。

コロナ禍で色々な制約が多く、気持ちが落ち込んでしまう時期という逆風を踏まえてもそう思えるのだから、良いのだと思う。自分自身がどんどん変わっていくことを純粋に楽しめる心の健康、授けてもらった気分で、ありがとう。

もしよければ、皆様も価値観の棚卸しから初めてみてください。何か見えるかもしれません。

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